2013年8月29日

R4ハブ分解


EA90SLXのR4SLハブの分解
公式ページから何故かEA90SLXの分解手順だけがなくなっているので
EA90AeroのR4 Rear Hub Assembly with V1 Adjuster を参考に分解。
ベアリング以外同じ仕様なので問題なし。

ところで純正のシールドって赤かったっけ?
まぁ良いけど…


分解手順は非常に簡単だけど前回コレを組み立てた人間が
ねじ山にネジ止めもグリスも塗らずに組んだ上に
トルクも守らずにガチガチに締め付けたようでネジが固着してました。
ネジから556を流し込んで1時間放置した後、反フリー側に刺したレンチをバイスに固定
電動インパクトに5mmヘクスを差し込んでフリー側のネジを10秒程叩いた後
モンキーで噛ませたアーレンキーで思い切り引いたらなんとか回りました。

素人が言うのはなんだけど、前オーナーを恨むよ、まったく。
これでダメだったらハブを廃棄して別のハブにするのも視野に入れていました。

反フリー側はまぁまぁ綺麗、アジャスターが付いてるのだから当たり前だけど。
フリーボディとアジャスターを外してシャフトを持って回すとゴリ感が全くない。
やっぱりフリーボディ側が原因のようだ。


シャフトを抜いてからフリー側

うん…汚い。
グリスがまるで足りない上にここまで砂が侵入してきてる。
まるでメンテがされた形跡がない、ボディ側のシールドもなんか傷んでるし
前に弄ったのはショップということは無いだろう…そう願いたい。


フリーボディ内側

もうほとんどカラカラ、それでも指で触れば汚いグリスが付く程度には湿ってる
でもコレは水侵入してるよねぇ・・・錆てないのが幸い


フリーボディ外側

ここに砂が入るのは仕方ない。
でも、売る側もちょっとはメンテしろと言いたくなる。
商品価値低いだろコレじゃ…
ベアリングに指突っ込んで回すと少しシャリシャリしてる。
ゴリ感はやっぱりこの辺だな…




シャフト
幸い酷いダメ―ジは入ってないように思える。

ネジを揉むために556を塗布したので
いずれにせよまず全パーツの脱脂洗浄確定
明日にケミカルが届く予定なので、それに合わせてまずは念入りに。
それで今回目視で明らかにならなかった不具合も見えるでしょう。

それからベアリングは一度抜いてシールドを剥がせるか試してみます。
この辺は打ち替えも視野に入れてるので破損は怖くありません。
上手く剥がせたら3000円くらい費用が浮きそうです。

こんなに簡単にバラせるハブなんだから
もう少ししっかりメンテしてくれていれば手間が減っただろうし
パーツの寿命も段違いだろうに…

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