2013年1月14日

MTB再生②


時間が少なく、あまり写真を取ってないのでサクサクと。



で、写真では既にクランク、シングルコグの取り付けが済んでいます。
取り付けたクランクはFSA AlphaDrive BBはISISです。

今回組み付けるパーツの大部分はヤフオクでこのクランクを落札した際
大量にくっついてきたパーツから使えるところだけを選んで付けています。
クランクとBBは新古品で割と綺麗です。

本来トリプルのクランクですが、一番インナー側を潰して
外2枚にしてあるようで、非純正のチェーンリング(アウター側はシマノ、インナー不明)
に換装されていました。シングルスピードなので使うのでアウターは不要ですが
バッシュガードが手持ちにないので、代わりに付けたままにしておきます。
ターン数は44T-32T

さて、写真を見ての通り、チェーンを張ったのですが垂れてます。
半コマ(1リンク)分ようでで、切っても内(外)リンク同士になってしまい繋げません。
1コマ(2リンク)切ると短すぎて届かなくなります。


シングルコグ側
ミスターコントロール SSP-SET シングルスピードセット 18T
フロント32Tで掛けるとギヤ比は1.77となります。
トラ車だと1.1~1.6くらいが一般的らしいのでそれと比べると
かなり重い部類だと思いますが、普通のギヤと比較するとかなり軽いです。
乗ってみて重かったらフロントのチェーンリングはもっと小さいものに交換ですかね。

残念ながらチェーンを引けないタイプのエンドなのでここで調整は不可です。
テンショナーをつけるか、チェーンに細工をするかしかありません。


以下の理由からチェーンに細工をする方を選択しました。

・折角のシングルスピードなのでテンショナーは付けたくない
・テンショナーが高価

あまり弄ってコストを掛けるのもアレなのでメジャーな方法として半コマを使って調整します。
詳しい解説はここの半こまの解説を読んでもらうとします。


調整後
前と比較するとかなりピシッと張って、逆回転させてもチェーンステーに当たりません。
これ以上は詰めれないですしここまでとします。
ただ、半コマが少し動きが渋いのであとで修正します。


フロントホイールのハブを分解
フロントは元々付いていたホイールをそのまま再利用するのですが
ノーメンテで長年乗った上、1年以上車庫に放置したのでそのままとは行きません。

で、バラしてみたのですが軸や玉に問題は無いものの、玉押しがかなり傷んでます。
開けてみた感じではグリスはまだまだ残ってましたし、キズの感じからしても
元々こういう精度だったか、材質の問題かのどちらかでしょう。
ただ今回はリムかスポークが逝くまで乗る上、転がす遊び方ではないので
特にいじらずに中を綺麗に清掃するだけにします。

パーツ類をパーツクリーナーで綺麗にした後、デュラグリスをタップリと封入


組み上げた後全体を軽く清掃、当たりはやや渋にして耐久性重視ですが
回転はメンテ前より遥かに良くなってます。
グリス切れしてなかったとはいえ茶色通り越して真っ黒だったので…

スポークの表面加工が剥がれていて、酸化が進行してるっぽいです。
リムより先にスポークが逝きそうな気がする。

と、今回はここまで。
もう自転車の機能としてはほぼほぼ完成という状態なので
次回は全体像と今後の課題やらレビューやらになると思います。

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