2012年8月3日

tranceo 似非GTR化

禁じ手とされるフロントフォークの置き換え
たまたま同じGTから発売されているロードバイク、GTRシリーズに着いている
アルカーボンフォークを入手できることになったので
若干ネタバレですが、完成後予想・比較画像をでっち上げ。



比較画像①
赤く薄いのがノーマルのtranceo4.0のジオメトリ
明らかにフロントが低くなります。元々フォーク交換なしで
ステムで角度付けをしてハンドルのマウント位置を下げる予定でしたが
これなら十分位置が下がります。
後輪を中心にフロントが下がったので、サドルの下げ量は少なめ。
クランクとの距離が変わったわけではないので、サドルを上げる必要はなし。
ホイールベースが若干詰まるのでつま先隙間が減ります。

比較画像②
11年度版のGTRシリーズ3を重ねてジオメトリの差を見てみます。
肩が下がったこととドロップ化でポジションは大幅に前傾へ
シートステーがかなり寝た状態になるのはトリプルトライアングルフレームゆえ致し方なし。
もう少しトップチューブが寝ればもっとロードっぽくなるんですが
足つき性はこの方がずっと高いので無視無視
ホイールベースは殆ど同一となっています。

比較画像③
青線がGTRのものです。
一般的にクロスバイクのフォークを交換すると肩下が下がりすぎてヘッド角が立ち過ぎ
ステアがピーキーになりすぎて乗れたものじゃなくなるとされています。
で、また画像で比較。
ヘッド角は画像上では約75°となり一般的なロードバイクの幅に収まっています。
ちなみにノーマルのtranceoは約71°でMTB寄りのセッティング、GTRは73°
多少クイックにはなるでしょうが、乗れなくなる程では無さそうです。

さすがにBBセンターはGTR比較でも3cm程下がった位置に来ます。
段差であっけなく擦ってしまうでしょうが、このセッティングで
乗ったまま段差を降りる方がナンセンスでしょう。

重量に関しては
メーカー計測の総重量が13.9kg
ノーマルのSRサンツアーの廉価品サスフォークが約2kgあるらしく
アルカーボンフォークは700g未満らしいので、およそ1.3kg減
タイヤは純正のシュワルベが695g/本、ツーキニストは360g/本で670g減
ペダルはプラのMTB向けの超重たい純正が約600gからアルミペダル250gで350g減

差し引き重量で約11.5kg
ようやくこれでGIANTのESCAPE R3と同程度の重量になります。
どんだけ重かったんだtranceo・・・いや、どんだけ軽いんだESCAPE
まぁそもそも重量に関しては副次的な要素であって
サスが高速時に暴れるのが怖いのと、ダンシング時に邪魔であること
更にポジションを前傾にすることが主要目的なので十分目標を達成できそうです。
交換予定のパーツは他にも(未紹介のクランク、スプロケ、Rディレイラー)
あるので、取り付けが進めばもう少し軽くなるとは思いますが
ロードの完成車を追いかけたところでGTの重いアルミフレームなので不毛。
ベース車両からどんどん気持ちよく乗れる方向に進むのを楽しみたいです。

あーパーツが届くのが楽しみだ。
元来自作PC然り、機械いじるのも趣味なので
考えて悩んで失敗して、ガチャガチャやるのは大好物です。

明日は恐らくフラットバー&サスフォーク仕様での走り納めで
しばらく車庫入院となるので記念写真を撮るとしましょう。

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