2012年2月12日

グラフィックドライバの応答停止の改善


予てより発生していた問題で、環境更新後も発生しました。
今回完全に沈黙させることができたので少し書いておきます。


前記事にて知らせたとおり、環境を一新しました。
前回からの引継ぎパーツは

・ケース
・SSD
・グラフィックカード
・電源

前環境にて電源は交換以前に症状が起きていたので除外
ケースも関係あるわけなし。
SSDははずした状態でも症状が出てたので
グラフィックカードで犯人が確定しました。
まぁatikmdagが出てるのでほぼ確定はしてたのですが。

この症状、かなり広範囲の原因によって発生するらしく
Vista以降いまだにMSによって放置されている症状のようです。
多くの人はドライバの変更やカードの買い替え、交換修理対応にて
症状が改善するor諦めるといった感じのようで。

今回原因が特定できたのでさらに絞り込むため
・ドライバの差し替え、改造
・標準ドライバの削除
・AMD OD上でのクロック固定
を旧環境で試しましたが症状の改善が見られず
低負荷の状況ではまったく症状が顔を見せない特徴があったため
カードのBIOSで常時フルロードになる設定で書き換えたところ
OS起動時から症状が発生、青画面逝きとなったため、原因として特定。

以下の設定にしたところ症状を回避できました。

※注意 BIOSの書き換えは破損に繋がる行為です
自己責任の上で行いましょう

純正BIOS

チューンドBIOS

見てのとおり、メモリクロックを1000MHzを超えない設定にしています。
コアクロックは純正上限の850MHzのまま、おまけとして
アイドル時には純正より少し高く設定して常時のスペックを少し底上げしています。
あと、純正のBIOSより新しいバージョン(非公式)をベースに書き換えてます。

結果として全域で1.1v固定の結果になっていますが、これは症状に関連せず
実際にはメモリクロックのみが起因となっていることがわかりました。
なのでメモリクロックのみ固定するだけで改善するはずです。

CCCプロファイルからのクロック固定で症状が改善した人は恐らく同じ原因です。
また、恐らくnforce系で発生してる人でも同様の手段で解決する可能性もありそうです。
XPでは症状が出ないところを見ると、この辺の可変処理がうまくいかずに
ドライバが応答を失くしてしまうんでしょうかね?

もう少し煮詰めれば症状発生の閾値がわかりそうですが
とりあえずはここまでにしておこうと思います。

メモリクロックが落ちてるので若干スペックが落ちますが

これで長い間悩まされ続けた問題が解決、安心してゲームができます。
よかったよかった

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